鎌倉第5団
2014年度 団活動方針

私たち鎌倉第5団は、鎌倉地域におけるスカウト運動が、今後も「社会から期待される」役割を安定的に果たして行くために、市内友団同士の「発展的統合」による組織力の快復・強化を提唱しています。
本年度は、この課題に対する具体的なアクションとして友団との合同活動をより積極的に展開しつつ、引き続き本団自身の”基礎体力”の充実に全力を挙げて取り組みます。

1)楽しく・手応えのあるホンモノのスカウト活動を展開します。
☞各部門指導者は、スカウト活動が「成人にはjobである」ことを強く自覚し、プログラムの質にトコトンこだわって、より楽しく・より手応えのある活動の展開を図ろう。

 ○スカウトの発達段階に応じた「自発性」の追求
 ○スカウトの発達段階に応じた小グループ活動(パトローリング)の充実
  =「責任感」と「役割分担能力」の育成
 ○スカウトスキルの着実な修得とバッジシステムの活用

  =「手応え」と「達成感」の追求
 ○スカウト一人ひとりの学校・生活環境に応じた活動参加への支援

  =部活動や受験勉強との両立を目指して


2)一貫教育としての特性を活かします。
☞団委員会・各部門は、スカウト活動の一貫性が大きな教育的効果を生むように、部門間の交流・協働を推進して「上進がデフォルト」の活動環境を実現させよう。

 ○短期的な興味・関心に左右されない理念の堅持
  =「総合的な人格形成・よき社会人の育成」
 ○隣接する部門同士の合同活動や隊運営での協働を推進
 ○団行事を通じた全部門間の交流を更に推進
  =「団家族としての一体感」


3)新しい仲間を増やします。
☞団委員会・各部門は、育成会とも連携して地域社会に「受容され」「理解され」「期待される」スカウト活動の実践に努め、積極的且つ効果的な組織・広報活動を展開して新規加盟員の具体的獲得に努めよう。

 ○スカウト運動の特性・メリットをより明確に広報
 ○地域に開かれた団行事の継続
 ○地域行事への積極的な参画・奉仕を通じたアピール
 ○具体的参加に結びつく活動案内と事後フォローの徹底
 ○新しい理解者・支援者を広く求めて育成会を活性化


4)ユースのパワーを活かします。
☞ローバー&ベンチャーは、スカウティングを通じて得た「ちから」を後輩たちに還元し、更なる自分自身の成長を目指して、一人ひとりが具体的なつとめを果たそう。

 ○各部門の隊指導者または奉仕員としての恒常的奉仕を奨励
 ○団行事・地域行事に対する短期プロジェクト的奉仕を奨励
 ○タイムマネージメント・コミュニケーション等社会生活に求められる実際的能力の向上を支援
 ○ユース特有の心理的課題の克服を支援


5)成人も楽しみ且つ学びます。
☞全てのスカウト保護者は、何らかの形で活動の展開に参画し、「楽しみながら学ぶ」ポジティブなオトナの姿を子供たちに示そう。

 ○スカウト運動への理解を深める学びの支援
 ○お互いの生活環境を尊重・配慮し合う奉仕
 ○活動を楽しみ・ともに学ぶことを通じて家族や子どもとの絆がより強く結ばれる奉仕



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